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狛犬を訪ねて38の1・白河市 近津神社⇒八雲神社 |
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狛犬を訪ねて№38・2021年の初詣・白河~那須~茨城の狛犬⑦塩谷町の狛犬 |
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コロナ・ウイルスの状況下、2021年の初詣は 12月28日~1月2日の間に分散して参拝する事にしました。 | ||||
高尾神社住所:塩谷郡塩谷町肘内628 。カーナビに任せて車を走らせてきました。神社が近くなると道は一面の田畑の間に進んで行きます。果たして神社があるのかと不安を感じた頃、木立ちに囲まれた静かな神社の裏に出ました。 2021.01.02 |
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鳥居を潜り拝殿に真っすぐ伸びる参道を進みます。参道を挟むように若干小型の狛犬が置かれていました。2021.01.02 |
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あたりに人家の気配が感じられません。誰にも気兼ねすることなく鈴を鳴らして参拝をさせて貰いました。2021.01.02 |
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周りを田圃に囲まれた心落ち着く参道に置かれた右の狛犬は阿像と思われます。若干小型の狛犬には赤い彩色が施されているので如何にも神社を鎮護するという気合が感じられます。子取りの意匠の子供もかなり活動的な様子を漂わせています。台座には牡丹が彫られて石工の人の気合も感じられます。 2021.01.02 |
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光線の具合で左の吽像の後から右の阿像を写しています。簡素な彫りながら、どんな姿でも狛犬の置かれた境内は何故か私にはほっとした安心感が湧いてきます。澄んだ静寂が満ちる神域の中で、もしかすると具体的な形のある石像を彫った石工の人と寄進した氏子の人の温かみを感じるからかもしれません。2021.01.02 |
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左の吽像は玉取りの意匠です、玉にも模様が彫り込まれています。吽像も彩色施されていて薄暗い境内の中で活き活きとした様子を発散させていました。2021.01.02 | ||||
台座には石工名は見当たりませんでしたが昭和14年(1939年)の奉納された年号が刻まれていました。2021.01.02 |
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神社の境内を出て辺りの風景を見ています。ほぼ一面の広大な田圃が広がっていました。果たしてどのあたりに居るのかの見当もつきません、この広大な景色を目にして何故か随分旅をして来たような気分が心を豊かに満たしてくれました。2021.01.02 |
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星宮神社住所: 塩谷郡塩谷町大久保934。次の星宮神社は直ぐ近くです。カーナビに従って走っているとどうも今参拝してきたばかりの高尾神社に向かう折に通り越してきた道を戻っているようです。神社は自動車の通る道の脇に鳥居があったので簡単に見つける事が出来ました。車一台程度の田圃との境狭いスペースに入れられたので停めさせて貰いました。2021.01.02 | ||||
あたりにはかなり人家が見られる事から祭事にはかなりの氏子の人が集まるのかもしれません。鳥居の後ろには大きな狛犬が奉納されていました。 先ずお参りをさせて貰いました。2021.01.02 |
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辺りには人家の屋根がかなり目に入りますが、既に多くの初詣の方達はお参りが済んでいるのか参拝する人の姿は見えません。この星宮神社が今年の初詣の最後の神社となるので、今回の旅のお礼を申し述べました。2021.01.02 |
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塩谷町・星宮神社狛犬・昭和3年(1928年)・小森幸三郎 彫 |
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若干高めの左の台座の上に置かれた大き目の阿像は子取りの意匠で牡丹まで添えられています。頭を押さえつけられた子供は親とは90度異なる方向に顔を向けていました。中々面白い構図の石像です。2021.01.02 |
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右の阿像から左の吽像を写しています。阿吽像の台座には共に牡丹が彫られていました。2021.01.02
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左の吽像は玉取りの意匠です。玉には模様が彫り込まれています。台座の角も丸められているなど細部に目配りがされた狛犬でした。 台座には石工名の”小森幸三郎”と書かれているのが目に入りました。既に少し前に参拝をした、さくら市・天神社と水神社で同じ小森幸三郎の彫った狛犬を見ている事からこのような偶然が重なる事に不思議な気がします。2021.01.02 |
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上部に牡丹が彫り込まれた大きめの台座には昭和3年の年号と石工名の”小森幸三郎 彫刻”の文字と”石垣 木村 清次郎”の名前が彫られていました。2021.01.02 |
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参道から狛犬と鳥居を写しました。参道を出ようとすると道の脇に車が止まっていて私達の参拝が終わるのを待ってくれていたようです。最後に鳥居の前で頭を下げて車に乗り込みました。2021.01.02 | ||||
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02/07/2021 | ||||
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