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狛犬を訪ねて38の1・白河市 近津神社⇒八雲神社 |
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コロナ・ウイルスの状況下、2021年の初詣は12月28日~1月2日の間に分散して参拝する事にしました。 |
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狛犬を訪ねて№38白河から那須の狛犬③大田原市の狛犬 |
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鎮国神社から次の目的地の大宮温泉神社に向かっていると、2019年の年末、那須の神社を巡る折りに尋ねた飯繩山神社(大田原市堀之内187)の道に進んでいることが分かりました。橋を渡ると左に駐車場を備えた八雲神社が見えました。車を停めて参拝をする事にします。参道には狛犬の姿は有りませんが、巨大な幹の樹齢600~800年の大欅が聳えていました。参拝を済ませて更に進んで行くと見覚えのある飯繩山神社の前を通りました。八雲神社住所:栃木県大田原市黒羽田町501。 |
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大宮温泉神社住所: 大田原市中野内1941 。 27号線の脇に大きな鳥居と大宮温泉神社野看板が見えました。神社に向かって左側の道を車で登ると広い駐車場に出ました、これでゆっくり神社が参拝出来ます。 |
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大きな一の鳥居が27号線の脇に建っているので神社はすぐ分かりました。一の鳥居から長い坂道の参道を見上げると二の鳥居とその脇に狛犬の姿が見えました。因みに広い神社の駐車場は二の鳥居の前に広がっています。 |
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駐車場から参道を登る出だしに見応えのある大き目の狛犬が奉納されていました。 |
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玉取りの意匠、大きな目玉が際立つ顔の作りも極めて特異です。左置かれた狛犬と比べるとこの右の狛犬の口の開き具合から吽像ではないかと推測しています。そうだとすると一般的な阿吽像が逆に置かれているのではないでしょうか。 此処から旧陸羽街道を北に進んだ城下町・芦野の石工の彫った狛犬です。 |
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左の阿像と思われる狛犬の後ろから右の吽像を写しています。かなり簡素な彫りです、全体の作りからは違和感を感じない適度なバランスが取れていると思いました。 |
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石段をかなり登って下を振り返っています。27号線の先に田圃が広がっていました。氏子の方々の暮らす集落は左の方向になるのかもしれません。先程見た石工 竹下 延治 (芦野町)の狛犬が小さく見えます。 |
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石段の先が広くなっているようです、拝殿が見えてきました。嬉しい事に思っていませんでしたが狛犬がもう一つ見えます。右に神域と空を結ぶが如き樹齢400~500年と書かれた杉の巨木が空に向かって聳えていました。 |
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普段の暮らしが広がる田圃の風景から、神域との結界である一の鳥居を潜り一番目の極めて強烈な印象の狛犬との対面に暫しの時間を過ごしました。杉木立の薄暗い参道の途中では樹齢400~500年の杉の巨木を見上げます。見下ろしている道のりが随分長い時間が過ぎ去ったような気分です。 |
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大田原市大宮温泉神社狛犬・石工 人見金一・昭和2年 (1927年) |
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左の吽像も阿像に匹敵する極めてユニークな姿態で彫られています。通常目にする神社の石像とは極めて異なる顔付で私には強いインパクトを与えてくれました。自らの体を動かして尋ねて見ないとこのような出会いは無い事を実感しました。大変面白い二つの狛犬との出会いは思い出に残りそうです。 |
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![]() 広い境内の中に鎮座する拝殿の前で色々な驚きと遭遇できたお礼を申し述べました。幾つかの摂社が見られますが残念ながら時間が無いので次の神社に向かう事にしました。 |
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ここに歴代藩主が金丸八幡(那須神社)とこの大宮温泉神社を崇敬していたと書かれていました。 偶然、今回大宮温泉神社に立ち寄る前に、金丸八幡(那須神社)と隣接する”道の駅の農産物売り場”に買い物に立ち寄って来たばかりです。申し訳ないのですが那須神社には片手拝みで失礼させてもらいました。 |
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花室神社住所:茨城県久慈郡大子町左貫931 。栃木県から八溝山塊を超えて一面に茶畑の広がる茨城県大子町に降りてきました。穏やかな日本の風景が広がる心地よい場所を車で走っています。目指す花室神社は大子町に向かう通りから分岐して氏子の方が暮らす集落の中に鎮座していました。境内に駐車場があるので安心して参拝が出来ます。 |
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風情のある木製の鳥居の先に拝殿が見えました。 |
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茨城県大子町・花室神社の狛犬 |
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左に置かれた阿像と思われる狛犬の後ろから右の吽像と思われる狛犬を撮りました。境内の佇まいを神域らしい清冽な気配を高めてくれる、透き通った疎水が狛犬の脇を静かに流れています。 |
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この狛犬は尻尾の形や顔の形が普段見慣れた狛犬とはかなり違った風貌を醸し出しているように感じられます。 |
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| 01/31/2021 | ||||
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