2021年11月・紅葉の村の花と木

バラとノコンギク ()・無断使用転載

高原の村の秋は、街での暮らしの感覚を超えて時がより早く冬に向かって過ぎていくようです。頭では分かっていたのですが現実の暮らしに引きずられて今年は村の秋の紅葉を見逃してししまったようです。僅かに残る色付いた木々で何とか過ぎ行く秋の景色を何とか胸に仕舞いこんで居るところです。それにしても、村の草花が今年最後の輝きを見せてくれる貴重な時間を辛うじて堪能する事が出来ました。

暮らす街に戻る朝、風で飛ばされた種が根付いた園芸種の菊の花を含めて幾つかの花を摘みました。 2021.09,28

随分昔、花なら何でもと何本かのバラを植えた記憶があります。時折は花を見るのですが、その多くはいつの間にか姿を消してしまいこの一本だけが残っています。

何時咲くのやら記憶がありませんが、朝晩は刺すような冷気が覆うこの地で多くの蕾と一輪の花を開かせてくれていました。バラの背景が大好きなノコンギク、思わず無理をしないでと冬の訪れの中、花弁を咲かせてくれた黄色のバラに心の中で思わず励ましの声を掛けました。

もしかすると次回の冬の訪問で花が咲いていたりするのかも知れないなどと淡い期待を抱かせるバラの様子でした。2021.09,28

雑草に紛れるように紫の優雅な花が静かに咲いていました。ノコンギクがあちらこちらに群落を作っていました。人の手が丹精込めた咲かせた菊の花とは異なりただ自然の中に自らの力だけで静かに花弁を開かせていました。2021.11.09
県境の村のあちらこちらで密やかに小さな紫の花弁を開かせてくれています。菊は咲き方が静かで私の好みに合う花ではあるのですが、特にこのノコンギクの姿はすんなりと心に収まるようです。2021.11.09
切り花として持ち帰ってもかなり長い期間紫の花弁を見せてくれる事も大変好ましいとその印象を高めてくれる要素の一つです。2021.11.09

 

イカリソウの葉が色付いていました。寒冷のこの地に合うのかあちらこちらに大きな群落を作ってくれています。

確か冬は落葉すると記憶しています、最後の輝きで迎えてくれてくれているようです。2021.11.09

今では植木屋さんで買い付けた時の木の名前も朧になってしまった小さなツツジですが、この寒冷の高原の村で又花弁を3つ咲かせてくれていました。

2021.11.09

 

葉っぱは既に紅葉しています。3つの大きな花弁を咲かせてくれたツツジに無理をしないでと声を掛けてしまいました。

樹高に比べて大きな紫の花弁を開かせています。昨夜来の雨の滴が花弁に水玉となって彩を添えてくれていました。気温によっては雨が雪ミゾレとなってもおかしくはない晩秋の高原の村で咲く可憐な花を街に帰ってからも日々案じるに違いありません。2021.10.05

雑草と混雑すると、その区別が難しい何の変哲もない花の咲かない植物ですがムラサキシキブサクラゲンカイツツジの根占めとしては極めて野趣の趣を醸し出してくれる植物です。

周りと同化して黄色く色づく姿にも風情を感じさせてくれます。2021.05.19

9月末、村を訪れた折にも大量の透明感のある紫の実を生らしていたムラサキシキブ、約一ケ月以上経ってもまだまだ艶やかな実が風知草を覆うように枝をしならせていました。2021.05.19

贔屓目なのかもしれませんが何時も冷気に満ちた高原の村の花や実の色の鮮やかな色合いには息を飲むほどの感動を覚えます。

個人的な推測では冷気の満ちた高原の澄んだ空気や太陽の光がこの色を産み出すのでは思っています。2021.11.09

特異な様子で枝を伸ばすニシキギ、秋の紅葉の季節に最も輝く錦のような赤い葉を見せてくれていました。2021.11.09

ニシキギの特徴である(その特異な枝からカミソリの木の俗称でも呼ばれる)コルク質の枝と未だ僅かに残る小さな実を写しました。まさに秋にこそ”錦”のように際立つ美しさのニシキギです。2021.11.09
何故か小さなニシキギが庭石の脇に根を張っていました。未だ高さが50cm程ですがコルク質の枝と言い、秋の紅葉と言い一人前のニシキギの姿です。その成長を楽しみにしたいと思います。2021.11.09

近頃ブルー・ベリーの実を口に入れた事がないのが残念です。丁度食べ頃になると跡形もなく鳥に食べられてしまいます。

ブルー・ベリーも大変紅葉の美しい木です。2021.11.09

何故か好みに合ったのか4本の夏椿が植えられています。今では枝を上に伸ばすナツツバキの剪定に難儀をしています。

今では4本のナツツバキ区別が付かなくなってしまっています。一本のナツツバキが鮮やかに色付いていました。2021.11.09

樹高は既に最も高い脚立でも手が届かない高さまで伸びてしまいました。今年の冬こそバッサ樹高を詰めなくてはと思っています。空に延びた美しい紅葉を見ると後一回と、枝切を先延ばした姿を見たくなりそうです。

花弁も、咲くとあっという間に散ってしまう素っ気なさが特徴なので、ほぼ何時も地面一杯に落ちた花弁を見る事になります。

2021.11.09

かなり大きな白モクレンの木なので春には大量の大きな花が咲きます。ハクモクレンの大きめの葉っぱが黄色く色付き始めていました。葉が落ちると辺り一面に落ち葉が散らばる事になります。

楽しみとそれに伴う面倒のバランスが上手くとれているようです。

2021.11.09

個人的には最もお気に入りのヤシオツツジが茶色く色付いていました。このヤシオは一代目が枯れてしまい2代目の若木です、未だ花の付きも少なめです。早く成長して呉れと願っている花木の一つです。

那須山の周辺ではツツジと言えばヤシオツツジと言う場所なので大変人気の高いツツジです。2021.11.09

2本のブナの古木が植えられていますが1本は既に葉が落ちていました。嬉しい事に1本のブナの木は紅葉が始まり出している最も変化に富んだ美しい姿に出会えました。

2021.11.09

手前のブナの木の後には紅葉が始まったばかりの大きなヤマモミジが見えます。2本の木が産み出す自然の秋の雰囲気が感じられる美しい紅葉に見惚れています。2021.11.09

テリトリーを知らぬ間に広げるヤマブキ、剪定が面倒なので山際の境に植えています。何気なく見に行くと美しい花の色に似た薄黄色に葉が色付いていました。

薄暗い杉山を背景に薄黄色の葉が輝いていました。

2021.11.09

私の腕を回しても届かない程に大きく育ったヤマモジが丁度見頃でした。程よい紅葉と緑の葉が美しいコントラストを生み出しています。

集落の知り合いの方がその持山から移植してくれた野のモミジです。2021.11.09

どこから見てもその整った風格が私の気分を落ち着けてくれます。どうも、今年の山の紅葉は猛暑のせいか少し色がボケているような印象ですが、このヤマモジはそれが幸いしたのかもしれません。

2021.11.09

夏はこの大木の下にテーブルを出して食事をとる事があります。大きなヤマモジの傘で覆われた日陰の下は猛暑の夏でも高原の冷気が漂っています。

何時も惚れ惚れと堂々たるその姿に見惚れていますが、今年の紅葉は更に美しい色合いです。

2021.09.27

モミジ
3本程の園芸種と思われるモミジが植えられているのですがヤマモミジに目をとられて余り目をやる事がありません。2本のモミジは既に葉が落ちていますが、1本だけは今年も確かりと真っ赤に色付いていました。2021.09.27

百花繚乱の如くモミジの木の下の地面には沢山の落葉が敷き詰められていました。見上げれば空に浮かぶ真っ赤な紅葉、足元には絨毯のような模様が広がっていました。

2021.09.27

一代目のヤシオツツジが枯れてしまい2代目のヤシオツツジ、若木のせいか花付きも未だ旺盛ではありません。最後に落葉を見せてくれました、早春最初に咲くツツジです。2021.09.27

モミジ

今年の暑さの影響か例年なら北国の透明感に満ちた紅葉を楽しみにしているのですがどうも色が寝ぼけているように感じます。来年は何時もながらの透き通るような紅葉に出会える事を念じて居るところです。

街へ帰る朝、裏山に小さなモミジが咲いているのが目に入りました。薄暗い林の中ではハッとするような色合いのモミジでした。帰路の運転のエネルギーを与えてくれました。

2021.11.09

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