那須連山のミネザクラ2019年(Ⅱ)Ⅰへ  Ⅲへ 地図

稜線に続く登山道の両側は可憐なミネザクラの群生地です

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2017年ミネザクラとムラサキヤシオ  

2018年ミネザクラとムラサキヤシオ  

台風18号の朝日岳朝日に輝く朝日岳 紅葉の那須・日の出平から姥ケ平①日の出平登り②下り姥ケ平
残雪の朝日岳1896メートルと那須岳1915メートル 濃霧の那須・朝日岳のイワシャジン
赤面山から三本槍岳1916m往復 朝日岳1896から三本槍岳1916mの紅葉 

”那須連山ミネザクラ”から気に入った画像を選択してオリジナル版をスライドにしました。ニコンのイメージ・スペースを使用しています。画像部分をクリックすると開きます。

2019年5月27日スライド

2018年5月21日 ①

ボタンを押す事でスピード、BGM等が任意に変更・設定できます。*禁・無断転載

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今年も時期を見計らって、令和1年の最後の花見に、那須連山の稜線に咲くミネザクラを訪ねました。県境の村から訪れると、あたかも裏山に登る感じがしてのんびりと自然の風景を堪能できます。

今回も、久し振りに訪れた村ではやる事が沢山あり急いで戻らなくてはなりません。村への帰路に八幡温泉のつつじを見る事もあります。村に帰ってからは草刈りに大汗を流し、畑を耕し苗を植え種を蒔かなくてはなりません。これは季節をずらすことが出来ない仕事になります。夕方からは峠を越えてイワナ釣りが待っています。時間が無いので今回は那須岳を登らずに牛ヶ首への巻き道を選択しました。2019.05.27。

ケーブルカーが動き出すとゆっくりとミネザクラを見る事が出来ないので、早朝に県境の村を出ました。

コース(時間は若干実際と異なっている場合もあります)◎①掲載分・駐車場発5:44⇒峰の茶屋6:28⇒牛ヶ首分岐点06:49 ◉②掲載分・牛ヶ首分岐6:49⇒日の出平7:13⇒南月山7:42

6:51、未だケーブルカーが動いていないので辺りに人影はありません。ミネザクラの群生する中の登山道を桜を見ながらゆっくりと歩いています。未だ満開には少しの時間が必要なようですが、花弁がまさに開こうとする美しい花の色がみられます。

コース(時間は若干実際と異なっている場合もあります)2019.05.27

 

6:53、後を振り返るとミネザクラの群生の間から噴煙をたなびかせる那須岳が見えます。ここまで歩いて来たものだけが目にする事の出来る桜の風景です。

シャッターを押しても人影が写る事はありません。気の向くままにカメラを向ける事が出来ます。2019.05.27

6:54、那須岳の猛烈な強風と冬の積雪で多くのミネザクラは斜面に沿って斜めに育っています。かなり開いた桜です、それでも恐る恐る花を開かせた抑えた咲き方です。激しく咲き誇る桜より私にはこのような咲き方の花が合っています。2019.05.27

6:56、最もミネザクラが多く見られる日の出平が近くなりました。桜の花弁がかなり開いている木が多くなりました。2019.05.27

6:58、後を振り返ればどこからでも那須岳が背景に入ります。2019.05.27

 

07:10、オカメノキと推測される白い花が所々に咲いています。幾ら静かに咲くミネザクラでもこれだけ桃色花が続くと一息入れたくなります。贅沢な悩みですが白い花は息抜きにぴったりの花です。2019.05.27

7:12、まさに桜の林の中に立っています。誰も居ない静かな桜の中をのんびりと歩く至福の時間を堪能しているところです。2019.05.27

07:13、日の出平の平らな台地に来ています。熊笹の繁る中にミネザクラの群生地が広がっています。2019.05.27

07:13、少し開けた標高1786mの日の出平に出ました。休憩する簡素な椅子や各種説明板があります。。2019.05.27

07:13、説明板に書かれた通り、日の出平から姥が平に続く秋の紅葉の美しさは格別です。足を運んだものだけが見られる秋の絶景の一つだと毎年楽しみしている場所です。2019.05.27
07:14、少し平らになった日の出平に群生してるミネザクラは多くが開花の時期を迎えているようです。辺りが桜色に染まっていました。2019.05.27

いささか桜色に酔ってしまったようです。緑の木々が酔いを醒ましてくれました。贅沢な事なのですが、少し桜色以外の色彩を観たくなりました。未だ誰も居ない静かな場所ですが、そろそろ登山者の人が姿を見せるかもしれません、南月山に向かうことにします。2019.05.27

07:15、開いた花びらをしみじみと見ています。小さな花びらを恐る恐る開いたようで風情を感じます。夜の訪れとともに気温が急激に下がる1700mの高地では花弁を目一杯開かせるのは危険かもしれません。2019.05.27

07:16.青空が広がる山道の中で令和1年最後の花見を楽しんでします。2019.05.27

07:19、登山道の脇の桜が南月山に近づくほど数が少なくなってきました。
07:20、笹薮の中に咲くミネザクラの先に丸い頂上を持つ南月山が見えてきました。

07:21、南月山が近くなってきました、登山道の桜の群生は少なくなります。かなり花弁が開いた桜を写しました。2019.05.27

07:27、見晴らしの良い砂礫地帯に到着、振り返ると標高1915mの那須岳が見えます。

1778mの南月山は指呼の間です。砂礫の登山道の脇にぽつんとミネザクラが一本だけ咲いていました。

このミネザクラの撮影後、カメラ・ケースを落としたことに気付きました。日の出平に向かって戻りながら探しましたが見つかりませんでした。諦めて再度南月山に引き返す事にします。

結局下山時にケースを探しながら戻る途中このミネザクラの下でケースを見つける事が出来ました。度重なるそそっかしさに呆れるばかりです。2019.05.27

07:36、右手には雪の会津駒ケ岳三岩岳などの会津の山並みが望まれます。暖かい陽気のせいかその姿が少しぼやけて見えます。
07:39、南月山の頂上直下から登ってきた方向を写しています。那須岳の高さが目の高さに近づいてきました。

07:42、途中紛失したカメラ・ケースを探してうろうろしましたが南月山に到着。ケース紛失後に二人の登山者が南月山から降りてきました。

後を振り返ると那須岳が見えます。2019.05.27

7:44、なだらかな標高1778mの頂上には南月山神社が奉られていました。手を合わせて参拝をさせて貰いました。

一服してから少し先に下ってシャクナゲの花を見る事にします。2019.05.27

此処までの間で出会った人は3人程でした、しばらくは人に出会う事も無いでしょう。少し休憩をしてから県境の村に戻る途中で八幡温泉のつつじを見る事にします。

近日掲載予定の③に続く

◉花の名前は間違っている場合もあります。お許しください。2019.05.27

06/03/2019
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那須連山の可憐なミネザクラ 小さな残雪が彩を添えます