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白河市表郷・都々古和気神社・狛犬・昭和9年(1934年)・野田平業 *禁・無断転載
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閲覧はhttps://parallel.eek.jp/:グーグル・マップで幾つかの狛犬が奉納されている神社を見つけたので一日神社を巡る事にしました。一週間前に県境の村を訪ねているので野菜も今回はほどほどの買い出しで済むので若干の時間の余裕がありそうです。
主に白河市周辺の狛犬を訪ねてみましたがどれもが素晴らしい環境の神社でした、そして狛犬も良質な彫のものに出会う事が出来ました。もう白河周辺では、未知の平業の狛犬を見つけられないだろうと思っていたので表郷・都々古和気神社でそれを目にしたときは驚きです。
勿論、表郷・都々古和気神社は私にとっては未知の平業の狛犬と言う事で、当然その存在を知っている人がかなり存在すると推定できます。 2018.05.28
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平業の特徴である籠彫りの玉、羽黒神社のものはかなり大型です。
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羽黒神社住所:白河市表郷番沢御殿ケ入41。
何度が訪れているのですが、これまで奉納された年をどうしても台座に見つける事が出来ませんでした。今回はグーグル・マップで見つけた、私にとっては新しい平業の狛犬への通り道でもあるので制作年代の印を見つける事を目的に訪れました。 2018.05.28 |
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氏子の人々の尽力で震災の影響は殆ど感じられない程狛犬も綺麗に修復されています。どっしりとした重厚感のある大型の狛犬、こちらは阿像です。
震災で破損していた鳥居は新しく金属製で作られていました。 2018.05.28 |
左に置かれた吽像、表情・刻み共に見応えのある作品と見惚れています。野田平業の特徴である繊細で美しい籠彫りの玉もほぼ原形を保っているようです。 2018.05.28
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都々古和気神社住所:白河市表郷梁森石崎。289号線を白河から棚倉方面に向かって行くと右手に表郷庁舎、そこから400m程進むと289号線の右に駐車スペースがあります。その手前を右に曲がって細い道を進むと田圃の向こうに神社が見えます。
道路は狭くすれ違がままならない場所もあります。駐車には十分配慮する必要があろうかと思いました。そしてそこには神社・狛犬共に大変素晴らしい神域が広がっていました。 白河市の狛犬・彫刻師・野田平業について 2018.05.28
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狛犬は間違いなく野田平業の作です。村社・都々古和気神社の石柱が立っていました。
村社の呼称が表しているように、長い杉並木の石段が続く素晴らしい参道を登った先に美しい社がありました。上り詰めた境内も綺麗に清掃がなされていて社も手入れが行き届いていました。氏子の人々の思いが感じられる素晴らしい神社です。 2018.05.28 |
白河市表郷・都々古和気神社・狛犬・昭和9年(1934年)・野田平業36歳作品 |
素人の印象ですが、ほぼ平業の意匠が定まった時代の作品に見えます。20代の作品より僅かに顔が細面で中心部の鼻も独特の形とサイズが完成されているように見えます。全体のデザインも従来のどちらかというと扁平なイメージからシャープな洗練された姿の狛犬になっているように感じます。全てが全くの個人的な印象ですが。
安定感を感じせる作品に思えます。この狛犬には氏子の人々の喜捨がかなり集まって作られた完成度の高い狛犬に見えます。
大きさはやや大き目、平業の昭和の狛犬としてはかなりグレードの高い作品に見えます。籠彫りの美しい玉がかなり破損していますが、私にはその瑕疵が全く気にならない見応えのある狛犬です。 2018.05.28 |
狛犬の置かれたスペースも大変気持ちの良い草原です。前は田圃、後には鳥居から山へと続く石段が見えます。
阿像の後ろから写しましたが、私には平業の揺るぎのない彫りを会得した自信のようなものが感じられるのです。 |
左に置かれた吽像、子供が添えられています。目の意匠も大変リアルで狛犬が動き出しそうな印象を受けました。 2018.05.28
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鳥居の後ろから杉木立の長い石段が山の斜面に続いています。濃い緑と昼なお暗い冷気に満ちた参道を辿ります。
思い込みに過ぎないのですが、長い
登りが続く参道で何時も感じる異世界への入り口の感覚が蘇ります。清冽な神域の気配に我が身が染まったような清々しい感覚です。 2018.05.28 |
長い登りのが終わると二の鳥居です。緑は益々濃さを増し、静寂は耳鳴りがしそうなほど深まります。
更に参道は左に曲がり登りが続きます。 2018.05.28 |
三の鳥居の後に社殿が見えてきました。開けた境内の辺りだけに陽が僅かに差し込んでいるようです。 2018.05.28 |
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二の鳥居まで戻ってきました。狛犬がかなり下に見えます。やはり神の祀られた社は、普通に暮らす空間から隔離されているような距離が良いようです。降り立ってから今度は吽像から阿像を写しました。 2018.05.28 |
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鹿島神社住所:須賀川市大久保向48。 |
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境内が大変綺麗に清掃されている気分の良い神社です。坂道を登る参道ではありませんが、清爽の行き届いた佇まいが神社には似合うようです。
陽の光を浴びて狛犬が生き物のように見えます。 2018.05.28 |
須賀川市・鹿島神社・紀元2600年記念 昭和15年・1940年 石工 鈴木勝治 |
右に置かれた阿像、サイズは通常の大きさです。右の置かれた狛犬は口を開けているので阿像と思われます。
籠彫りではありませんが模様の付いた玉が添えられています。
2018.05.28
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交差点の角に社はありますが、境内は静かです。狛犬ものんびりと入り口を見つめています、長閑な空気が漂った心が癒される神域です。
台座には”紀元2600年記念”の文字が見られることから昭和15年(1940年)に、少なくてもその前後に、作られたものと推定されます。” 石工 鈴木勝治”の文字が見られますが、この人は須賀川の狛犬ではしばしば目にする人です。他にも”石工 xx建設?”の文字が見られますが台座を作った人だと思われます。 2018.05.28
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鋭い表現ではありません、どこか優し気に見つめてくる吽像、須賀川の狛犬でしばしば目にする牙が見えます。 2018.05.28 |
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かなり本格的な社です、清爽が行き届いている事からも氏子の人々の数が多い事が推測されます。気分の良い社でお参りをさせて貰いました。 2018.05.28 |
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今回はグーグル・マップから私にとって初めて見る神社を見つける事が出来た事は大変楽しい経験になりました。野田平業の狛犬でを見る事が出来た事は最も大きな喜びです。 2018.05.28
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2021年3月7日 |
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