2021年新雪の那須岳姥ケ平の紅葉② ①へ 
新雪に覆われた那須茶臼岳を横切る登山道の先に噴煙がたなびいています 2021.10.18 ()無断転載
①往路・駐車場⇒無間地獄  ②往路・無間地獄⇒姥が平    ③復路・姥が平⇒駐車場

⇐アルバムをご覧ください。全52枚

画像をクリックすると掲載ページのアルバム画像がご覧いただけます。スライド・ショーもご覧になれます。②から紅葉の姥が平の風景がかなり多く追加されています。

2021.10.18

⇦動画アルバム・全10編:新雪の山と紅葉、加えて那須岳の噴煙が登山道の直ぐ近くで青空に向かって変幻自在の姿を見せてくれます。これらが所謂観光用の自然とは異なるほぼ無垢な姿で見られる事が素晴らしいと思いました。この動的な自然の姿を動画に収めました。2021.10.18

街の暮らしが多忙で那須岳姥が平の季節が終わるのではないかと気が気でなりません。やっと時間が取れたので10月17日の夜県境の村にやってきました。標高400mの辺りの村の風景は未だ紅葉が始まってはいません、一安心ですが、厳しい寒さに身震いがします。

翌朝、駐車場が大混雑して車が停められない恐れが高いので那須の裏道を抜けて午前5時5分、まさに夜が明ける頃に峯の茶屋駐車場に到着。既に6~7割がたのスペースが埋まった駐車場に車を停める事が出来ました。

2台のカメラを使用している為に記載された時刻は実際と若干の差がありますので、参考程度にご覧ください。2021.10.18

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那須連山のページ
2021年10月18日・新雪の姥ケ平   2021年7月・朝日岳の花 
2020年晩夏の三本槍岳の野の花  2020年10月12日紅葉する雨の姥ケ平  
2019年姥平の紅葉、観音沼の紅葉 朝日岳登山道に咲くイワシャジン
台風18号の朝日岳朝日に輝く朝日岳 2014年・紅葉の那須・日の出平から姥ケ平①日の出平登り②下り姥ケ平
残雪の朝日岳1896メートルと那須岳1915メートル 濃霧の那須・朝日岳のイワシャジン
赤面山から三本槍岳1916m往復 朝日岳1896から三本槍岳1916mの紅葉 

  スライドショー・一覧表
 ②往路・無間地獄⇒姥が平 

7:06・”無限地獄”と恐ろし気な標識の立つ噴煙の下を通り抜けて登山道は稜線に向かいます。空に流れ出る噴煙はその量と拡散する姿を目まぐるしく変化して驚かせてくれます、今は少し小さな煙を吹き出しているようです。

登山道は那須茶臼岳の斜面を横切って稜線に向かっています。2021.10.18

那須茶臼岳の斜面を横断する登山道を進むと無間地獄の噴煙が山蔭に隠れて一部しか見えなくなります。ガレ場には新雪が敷き詰められていました。

2021.10.18

7時:登山道は姥が坂に到着、稜線を南月山に進む道と姥ケ平に下る道との分岐点です。私は姥ケ平方向に下ります。辺りには人影は見えません、出来る限り込み合う間にひょうたん池に立ち寄りたいと思います。2021.10.18

姥が平に快適な道を下り出しました、振り返ると那須岳の噴煙が斜面を左から右へと流れて行きます。不思議な風景です。

2021.10.18

登山道の下に小さく広がる白い平地が姥ケ平です、その右方向にひょうたん池があります。2021.10.18

姥ケ平に着きました、思ったより那須茶臼岳が高く見えます。辺りは未だ陽が差していないせいか、新雪で研ぎ澄まされた鋭利な静寂の気配が辺りに広がっていました。2021.10.18

後を振り返ると紅葉の原と新雪の覆う那須茶臼岳の美しい色彩が組み合わされた風景に、少しずつ陽の光が幕をあけてくれているようです。2021.10.18

 

カメラのシャッターを押している間に、ほんの僅かな時間ですが、太陽の光が辺り一面を輝かせてくれていました。不思議な事に人の気配は感じられません、この素晴らしい自然の働きが生み出す美しい風景を一人堪能しています。2021.10.18

本日の今までの様子では未だ人が来るには間があるのでひょうたん池で朝食を摂る事が出来そうです。道を更に進んで行きます。今降りて来た牛ヶ首0.8kmの標識が出てきました。2021.10.18

思った通りハイマツの中に続く新雪が覆うひょうたん池への木道には全く人の足跡が見られません。今日最初の足跡を残す事にいささか躊躇しましたが思い切って陽の光が差し込む木道を歩き出しました。2021.10.18

陽の光が体を温め景色を輝かせてくれるのは極めて快適なのですがカメラを構える方向が全て逆光になり私には上手く写す事が出来ません。2021.10.18

ひょうたん池にやってきました。風もなく太陽の光で体が温められて極めて満たされた気分です。座り込んで持参のポットのお茶を飲みながらセブン・イレブンで買い込んだおにぎりを食べました。のんびり朝食を食べたり風景を眺めたりしていますが一向に訪れる人の姿が現れません。それと入れ替わりに腰を上げて戻ろうと思っているのです。

2021.10.18

随分長く感じましたが、20分程で単独の人がやって来たのをしおに立ち上がり木道を戻る事にしました。

相変わらず稜線から顔を出した太陽の光が目を眩ませるほどの輝きです。2021.10.18

峩々とした那須茶臼岳の岩山と吹き出す噴煙の動的な美しさ、加えて斜面の緑と紅葉の彩、非の打ち所のない美しい自然の景色が広がっています。

少し整いすぎた感もありますが、広大な自然の中ではそれもバランスが取れて収まっているようです。2021.10.18

激しく上がる噴煙は一時たりとも同じ動きは見せません。右に左に、そして広く高くと際限ない動きで見る者を感嘆させてくれます。2021.10.18

木道を姥ケ平に向かって歩きます。左手にはまるで絵葉書のように整った秋の景色が少しずつ回り舞台のように異なった様子を見せてくれます。2021.10.18

姥ケ平に戻ってきました。少し辺りを散策して紅葉する木々の姿を見上げています。2021.10.18

那須茶臼岳の稜線に登る登山道が紅葉する木々の間に見えます。未だ新雪が白く進むべきその道筋を示してくれていました。2021.10.18

少し進んでから後を振り返りました。既に太陽の光が姥ケ平を照らしていました。到着した時の新雪の中の尖ったような風景とは一変して穏やかな秋の日和を感じさせてくれます。2021.10.18
これから登る前方には噴煙をたなびかせる那須茶臼岳の岩の頂が望まれます。紅葉の中に続く登山道に歩を進める事にします。2021.10.18
僅かの登りで樹林帯を抜けて目の前にダイナミックに噴煙を上げる那須茶臼岳が岩の塔を青空に突き出すように聳えていました。2021.10.18

無間地獄の噴煙の下を通って姥ケ平に下降します。姥ケ平から新雪を踏んでひょうたん池に出て素晴らしい景色を見ながら持参のポットのお茶を飲みながら朝食を楽しみました。近日掲載の③に続く。③では姥ケ平から牛ヶ首に登り再度噴煙を見ながら駐車場に戻る事にします。2021.10.18

10/19/2023
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