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那須連峰山麓の紅葉②会津・観音沼と日暮の滝”スライドと動画 |
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⇦那須連峰山麓の紅葉②会津・観音沼と日暮の滝”2021年”のスライドをご覧ください |
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那須連峰山麓の紅葉①阿武隈川源流部”スライドと動画 |
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⇦那須連峰山麓の紅葉①阿武隈川源流部”2021年”の動画・アルバム13編をご覧ください。 |
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画像をクリックすると掲載ページのアルバム画像がご覧いただけます。スライド・ショーもご覧になれます。 |
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2021年10月18日・新雪の那須岳姥が平の紅葉の画像は下記からご覧いただけます |
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画像をクリックすると掲載ページのアルバム画像がご覧いただけます。スライド・ショーもご覧になれます。 |
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動画アルバム・全10編:新雪の山と紅葉、加えて那須岳の噴煙が登山道の直ぐ近くで青空に向かって変幻自在の姿を見せてくれます。これらが所謂観光用の自然とは異なるほぼ無垢な姿で見られる事が素晴らしいと思いました。この動的な自然の姿を動画に収めました。 |
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那須連山山麓の紅葉の場所は私には大変心休まる自然に溢れた風景が見られる極めて好ましい場所です。第一にそれ程苦労せずに訪れる事が出来る場所ですが、今のところ俗っぽさが見られない清々しさが残った素晴らしい所です。そこでは、街の暮らしを一時忘れて清々しい風景が心にするっと入り込んできます。個人的な感想ですが、北国の紅葉は、一面が真っ赤に色付くより、圧倒的に多いオレンジ色の紅葉の色付け程度に抑えられた心休める色合いに見えます。真っ赤な紅葉は瞬時に強烈な印象を与えてくれますがそれだけでは印象が薄れるのも早いように感じます。オレンジや緑等と混ざった複雑な色彩の紅葉は残像が緩やかに心に収まり、その感動は穏やかで長く持続するように感じています。*2台のカメラを使用している為に記載された時刻は実際と若干の差がありますので、参考程度にご覧ください。 |
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清冽な気配が満ちた森の中の静かな神社の参拝は随分久し振りです。今では甲子トンネルを通ればかなり容易に、積雪期でさえ、会津に行けますが、トンネルの無い時代の道は奥甲子温泉で行き止まりでした。既に落葉した丸裸の広大な森が阿武隈川の斜面に見られました。 |
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幾つにも分かれた巨大な根を持つ桂の木がこれ程大きかったのかと私の記憶のいい加減さに驚きました。確か私が見た時には幹に作り物の剣が刺さっていたように思ったのですがそれは見あたりませんでした。 |
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看板によればかなりの巨木達の仲間入りをしたようです。冬はかなりの雪が積もり厳しい自然の中でこのような姿を保っている姿に、深い敬意と感動を覚えます。 |
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桂の巨木に寄り添うように鎮座する神社で手を合わせて参拝をさせて貰いました。 |
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那須連山を超えて、馬や人力による大変な労力を払って、会津西街道と奥州街道を行き来する幾つかの山道の跡に出会いますが、往時の人間の努力に感心するばかりです。 289号線に戻り長い甲子トンネルを抜けて会津方面に向かいます。 |
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日暮滝 |
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舗装された細い山道を暫く進むと観音沼の駐車場に出ました。最初に、前回通行止めだった日暮滝に行って見る事にしました。 |
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日暮滝は40mと15m程の2段の滝のようです。遠望する滝の姿もその落差から生み出す美しい姿が分かりますが、展望台からは如何にも遠くに見えます。
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展望台から下を覗き込むと日暮滝に降りると思われる道が付いていました。下って見る事にしました。 |
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日暮滝から観音沼への林道 |
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更に上部にこの林道を登ったのかもしれませんが、私は日暮れ前に観音沼を散策する事にして細い林道を下る事にしました。 往路は景色は二の次、道を外さないように慎重に走ったので帰りは風景を楽しみながら下りました。カラマツの黄色く色付いた広い林がかなり見られます。
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2時9分・林道の脇に神社の赤い木の鳥居が見えました。まさに耳が痛くなるほどの静寂の中に鎮座する神社でお参りをさせて貰う事にしました。拝殿で手を打ち頭を垂れて祈りました。この林道もやはり大昔は大切な山越えの道が通っていたようです。 |
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観音沼の湿地には草紅葉の原が広がっています。曇り空の那須の山々が取り巻く沼は冬の近い気配が感じられました。人影の殆ど見られない過ぎ行く秋の沼に一人立ち、今年は後僅かで間違いなく終わると言う寂寥感が胸に湧いてきます。 |
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加えて人影が途絶えた寂寞とした佇まい、極めて贅沢な自然のもてなしに出会いました。 |
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浮島の草紅葉、僅かに残る赤い紅葉の葉が彩を添えていました。私は対岸を目指して左回りに湖岸を散策しています。 |
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2時36分:これから回り込みながら向かう対岸の風景は晩秋の霜枯れの風情を醸し出しているようです。いよいよ厳しい高原の村の冬の到来を覚悟しなくてはならないと思わせる厳しい風景です。 |
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2時38分:此処まで歩いて来た右方向の湖岸に目を転ずるとまだまだ秋は続くと思わせてくれる柔らかな風景が望まれます。 |
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2時43分・観音沼の湖畔に沿うように鎮座する嶽観音に到着しました。紅葉の画像が多いので嶽観音のデータは別稿に掲載申し上げます。手彫りの狛犬の後ろには観音沼の水面が望まれます。 |
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往路は立ち止まる余裕が無かったので、帰路は車を停めながら途中の紅葉を楽しもうと思います。 |
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道の膨らみに車を停めて心行くまで過ぎ行く自然の秋の風景の中に身を置きました。 |
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3時31分・観音沼から流れ出る観音川を渡ります。何度か渡ったのでしょうが余り川の記憶がありません。細い山道の運転に注意が集中していたのかもしれません。 |
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観音川の川岸に美しい紅葉の林が広がります。暫しの間、川の流れを見ながら眼前に広がる紅葉の風景に見惚れています。 |
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3時38分:空が大きく広がる289号線に出ました。いままでの夢の中を漂うな弛緩した気持ちではいけないと気を引き締めます。それでも辺りに広がる紅葉の風景についつい見惚れてしまいます。 |
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一山超えただけですが、如何にも遠くに来たと言う気分になりました。 |
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12/02/2021
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