2022年那須岳姥ケ平の紅葉③  ①へ ②へ
姥が平・ひょうたん池から那須岳の噴煙を望む 2022.10.17 ()無断転載
①往路・駐車場⇒無間地獄  ②往路・無間地獄⇒姥が平  ③復路・姥が平⇒駐車場

天気予報からは曇りか悪くすると雨を覚悟しなくてはならない印象を受けました。レインウエアーに傘をデイパックに入れて県境の高原の村を薄暗い内に出発します。紅葉の季節は駐車場が込み合い、明るくなると車を止めることが出来ない恐れがあります。

画像は2台のカメラを使用している為に記載された時刻は実際と若干の差がありますので、参考程度にご覧ください。加えて一台のカメラの時間の設定を忘れてしまったので表示の時間や画像の並びに若干の間違いがあるかもしれません。お許しください。

2022.10.17

⇐アルバムをご覧ください

画像をクリックすると掲載ページのアルバム画像がご覧いただけます。スライド・ショーもご覧になれます。

動画アルバム・小型カメラで写した動画を掲載申し上げました。2022.10.17

山の花一覧・高山植物一覧 土手の野の花一覧  県境の村の花と木 

那須連山のページ
2022年10月17日紅葉の姥が平   2023年10月16日紅葉の那須岳・姥が平  
2021年10月18日・新雪の姥ケ平  2021年7月・朝日岳の花 
2020年晩夏の三本槍岳の野の花  2020年10月12日紅葉する雨の姥ケ平  
2019年姥平の紅葉、観音沼の紅葉 朝日岳登山道に咲くイワシャジン
台風18号の朝日岳朝日に輝く朝日岳 2014年・紅葉の那須・日の出平から姥ケ平①日の出平登り②下り姥ケ平
残雪の朝日岳1896メートルと那須岳1915メートル 濃霧の那須・朝日岳のイワシャジン
赤面山から三本槍岳1916m往復 朝日岳1896から三本槍岳1916mの紅葉 

  スライドショー・一覧表
那須岳・姥が平ひょうたん池

7:30・人影の見えない木道を歩いてひょうたん池に向かいます。右手には噴煙を上げる那須岳とその山腹を彩る紅葉の斜面が広がっています。数歩の移動ごとに異なる風景を見せてくれる極めて贅沢な木道の上を歩きます。

2022.10.17

7:31・圧倒的な那須岳の紅葉する山の斜面の景色が歩く木道の右手に広がります。

しばしば立ち止まり、カメラのシャッターを押したり風景を眺めたりで中々先に進めません。未だ誰も居ない時間で良かったと早立ちの功を自画自賛しています。

2022.10.17

7:32・木道は何度か曲がりながらひょうたん池に向かってつながっています。回り舞台のように曲がる度に違った風景を楽しませてくれます。

今の場所からは朝日岳の尖った頂上が僅かにその姿を見せてくれています。

2022.10.17

 

7:33・数十メートル歩いただけで最善とは異なる紅葉する山肌が広がって見えます。

もちろん自然の造形なのでその美は単調ではありません。紅葉は緑の木々との微妙なバランスを取りながら互いを引き立てあっているように見えました。

2022.10.17

7:35・贅沢な木道歩きを堪能しているとあっという間にひょうたん池に到着しました。

2022.10.17

7:37・登山道から眼下に眺めていたたひょうたん池にこうして降り立っている事が不思議な気がしてきます。珠玉の紅葉するこの風景の中に今年もやってこられたことを那須岳頂上の山の神にお礼を申し述べました。

誰も居ない木道で眼前に広がる紅葉する風景を見ながらゆっくりとポットのお茶を飲みながら朝食を楽しみました。

2022.10.17

7:51・朝食が終わる頃一人の登山者の人がやってきたので特等席を譲り私は帰路に向かうことにしました。

2022.10.17

7:54・振り返ればひょうたん池が紅葉する木の隙間から見送ってくれていました。

2022.10.17

8:00・帰路の木道は那須岳を左側に見ることになるので先程とは又違ったその姿を見せてくれます。

2022.10.17

8:03・木道を踏み外さないように注意しながら目は左の紅葉の風景から出来る限り外さないようにしてゆっくりと進みます。

2022.10.17

8:03・先程から10m程進んだ場所から那須岳を見上げてシャッターを押しました。オレンジ色に紅葉する風景が微妙に変化しています。

2022.10.17

 

8:04・木道が何度か曲がった位置からひょうたん池が見えました。来年の再会を願いました。

2022.10.17

8:05・木道の周りには低灌木の林が広がっています。概してハイマツなどの緑の木々が多いのですが低灌木が体を覆うように紅葉する枝を伸ばしています。

2022.10.17

8:05・5人ほどの登山者の一団が木道をひょうたん池に向かって歩いてきました。広くなった場所ですれ違って私は姥が平に向かいました。

やはり早朝に駐車場を出発して正解だったと思いました。

2022.10.17

8:05・2014年沼ッ原湿原から日の出平を経由して姥が平に下った折に辿った尾根の紅葉を見上げています。道を間違えて那須連山の稜線まで登った折の美しい風景を懐かしく思い出しました。2022.10.17
8:07・木道の終わりが近くなりました。緑と紅葉の山腹と岩山の噴煙が見られる贅沢な木道とはお別れです。

2022.10.17

8:08・かって2014年沼ッ原湿原から日の出平を経由して姥が平に下った懐かしい尾根道が更に大きく見えました。その折はあの尾根道を辿りながら姥平の紅葉に歓声を上げた事を思い出します。

2022.10.17

8:09・ゆっくり歩きながら堪能したこの雄大な紅葉の風景の見納めの時が来ました。これからは噴煙の下を横断する道までの登りが続きます。

2022.10.17

8:22・姥が平から緩やかに続く登り路を辿ります。目指すは吹き出す噴煙の高さ近くにある先程通過した稜線にある牛ヶ首です。

2022.10.17

8:24・牛ヶ首の登山道の始まりは紅葉の灌木の中を辿ることになります。

2022.10.17

8:25・紅葉の登山道から姥が平方向を見下ろしましたが紅葉の林に遮られて様子を見ることは出来ませんでした。

2022.10.17

8:31・紅葉の中を抜けてゴロタ石の斜面に出ました。噴煙がかなり近くに見えるようになりました。

2022.10.17

8:34・ゴロタ石の続く斜面には草紅葉の原が点在していました。

 

2022.10.17

8:37・草紅葉の岩陰に小さな紅葉するドウダン・ツツジではないかと思われる高さ20cm程の木が可憐な姿を見せてくれていました。

2022.10.17

緑のガンコウランも岩に張り付くように精一杯テリトリーを伸ばしています。冬の那須連山は数メートルの雪が積もり名物の強風か吹き荒れます。その冬の訪れはあっという間にやってきます。

小さな岩場の植物が無事来春を迎えることが出来ることを祈念しました。

2022.10.17

8:38・牛ヶ首分岐点に続く登山道が見えてきました。これから道を左に辿り朝日岳方向に進みます。

2022.10.17

8:57・噴煙の下を通る登山道を辿っていると脇に真っ赤な実を付けた1m程の小さな木が姿を見せてくれました。強風と積雪、寒冷のこの辺りにはこれ程枝を伸ばした小灌木は滅多に見られません。この木の無事はせつに祈念しました。

2022.10.17

9:20・朝日岳が最も美しい姿で見られる場所まで戻ってきました。登る太陽の光に赤く輝くような紅葉を見ることが出来ました。

2022.10.17

9:23・不安定な石の登山道から樹林帯の石段状の登山道に入りました。道を譲られても慌てずのんびりと下ります。

2022.10.17

9:30・出発点の峯の茶屋駐車場に帰着しました。出発時より一般の観光客の人の姿が多く見られますが、例年に比べて未だ駐車スペースがかなり残っていました。

洗面所でタオルを水で濡らして体の汗を拭きました。着替えをして県境の村に戻ることにします。これから村に戻って最大の楽しみである農産物直売所で野菜や果物を買うことにします。

2022.10.17

10:14・駐車場から県境の村への帰路、駐車場近くの馬返しの滝に立ち寄りました。紅葉の盛りでした。動画のページに画像を掲載いたしてあります。

2022.10.17

出発前はほぼ雨の中の姥が平訪問を覚悟していましたが、思いもしない晴天の中の豪華な紅葉の風景を思う存分楽しむ事が出来ました。何時まで続けられるか不安はありますが多分来年も何とか訪れることが出来るのでは信じているところです。

今回は、うかつにも小さな岩場での下りでご親切に道を譲ってくれた方の横でスリップして左膝と右手の複数個所から出血をしてしまいました。その後も登山道を下ることで痛みが無かったのですが、不安で町に戻ってから病院で見てもらいました。

骨に異常は見られないとの事で一安心、一番大きな出血部は縫えば止血できるが放置すれば2~3週間との事、自然治癒に任せました。一週間後の24日、包帯を外し大きな絆創膏で傷口を塞ぎ、こわごわとジョギングをしましたが何の支障もなく何時もの距離を辿れたので大いに安堵しました。今後はもう少し下りの折に注意をしなくてはと反省した次第です。来年の姥が平を実現したいと念じているところです。2022.10.17

10/22/2023
本日カウント数-
昨日カウント数-
Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved. 10/22/2023 更新   ()転載