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⇐2023年・那須岳の紅葉・アルバムをご覧ください。 |
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画像をクリックすると掲載ページのアルバム画像がご覧いただけます。スライド・ショーもご覧になれます。 |
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⇦2021年・動画アルバム・全10編:新雪の山と紅葉、加えて那須岳の噴煙が登山道の直ぐ近くで青空に向かって変幻自在の姿を見せてくれます。これらが所謂観光用の自然とは異なるほぼ無垢な姿で見られる事が素晴らしいと思いました。この動的な自然の姿を動画に収めました。 |
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今年の猛暑から推測するに那須岳の紅葉の季節もかなり遅れるのではないかと随分迷いました。県境の村での草刈りもあり、例年と同じ10月中旬、例え紅葉が始まっていなくても心地良い山の散策を楽しめれば良しとしようと覚悟を決めます。10月15日の夜街を立ちました。 那須岳の紅葉は出発前の不安が何であったかと思える程の絶好の季節を迎えていました。もう一つの心配の天候は、予報では晴れから曇りとの事で安心して出かけてきたのですが、予想が大いに外れて、少なくても往路の峰の茶屋駐車場から姥ケ平は強い風雨と霧に見舞われ紅葉を楽しむコンデイションではありません。 しかし、旅は終わりまで続けなくてはその結果は分かりません。まさに終わり良ければ総て良しの言葉通りのハッピー・エンドを迎える事が出来ました。思えば、これ見よがしに真っ赤に紅葉する木々より、流れる霧の中に見え隠れする姿こそが私の心に大きなインパクトを残してくれたようです。正に”秘すれば花”の奥深い美しい紅葉に巡り合ったようです。往路に目にした霧に浮かぶ動的な紅葉は今まで余り目にした事のない秋の景色でした。 *2台のカメラを使用している為に記載された時刻は実際と若干の差がありますので、参考程度にご覧ください。 |
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那須峰の茶屋駐車場まで |
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5:30・那須連山が見渡せる道に車を止めて天気の具合を観察しました。一面の雲が空を覆っていますが何故かこれから向かう左の丸い那須山の頂と尖った左の朝日岳は、はっきりとその山容の確認ができます。 画像中心部の鞍部に登り左の那須山の噴煙の棚引く裏側の道を辿って姥ケ平に下るルートを辿ります。
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今日の姥ケ平の散策の出だしに大きな自然のプレゼントを貰ったようです。
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今の処、天気は曇り程度で何とかこのまま持ってくれることを祈りながら更に道を車で登ります。
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5:50:峰の茶屋の駐車場は8割がた車で埋まっていましたが、いつも止める出口近くのスペースに車を止める事が出来ました。 峰の茶屋駐車場から見る朝日岳は紅葉が始まった美しい姿で迎えてくれました。 雲の気配と時折小粒の雨が落ちてくることから上下のレインウエアーをデイパックに入れて身支度をしました。名物の強風に供えてフリースも入れました。出来る限り込み合う前に姥ケ平に着くよう手早く準備を済ませます。 |
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6:36・岩肌に紅葉を纏った朝日岳がその姿を現してくれました。 今日は霧がかなりの勢いで朝日岳を覆いながら流れていきます。分厚い霧の中に埋もれた姿を見る事は叶いそうもありません。
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森林限界を抜けて辺りが開けてきました。何時もは朝日岳の素晴らしい景色を眺める事の出来る場所に出ましたが、今朝はそれは望めそうにありません。 霧に覆われ時折姿見せてくれる朝日岳の姿にシャッターを押しました。霧の通り過ぎる瞬間、少しでも紅葉する姿が見えたらシャッターを押す以外写真を撮る以外術がありません。
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そうと覚悟を決めれば霧に隠れたそれはそれで美しい山々の姿を霧の晴れ間にしっかり見ようと心を集中することにしました。
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辺りにはチチコグサの群落が幾つか見られます。余り熱心にカメラを向けている姿を見て通りがかった登山者の方に花の名前を聞かれてハハコグサと答えてしまいました。 とにもかくにも、極めて心を豊かにしてくれた白い花です。
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何か前途を不安な気分にさせる天候になってきました。
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霧の晴れ間から朝日岳の姿が久し振りに大きく見えてきました。このチャンスは逃さないようにと慎重に濡れる手袋でカメラのシャッターを押しました。
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朝日岳の姿が霧の中に見えだしたのと合わせて、左の那須山の斜面の紅葉も見えてきました。深い霧が一時流れて行ったようです。 思わずありがとうとつぶやいてしまいました。早起きしてやってきた甲斐がありました。
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避難小屋に到着、小屋の表のベンチに座ってレインウエアーの上下を着用する事にします。この風雨は納まらないと覚悟を決めて、折角此処まで来たので姥ケ平迄行って見る事にして直ぐに小屋を出発します。
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これから進む那須岳山腹を横切る登山道は一層深い霧に包まれています。
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10/22/2023
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