土手のジョギング№21・7月の土手の野の花③ ①へ ②へ ④へ ⑤へ ⑥へ ⑦へ
菜の花の土手 彼岸花の土手のジョギング① 

土手のジョギング №21③・ノカンゾウ 
 県境の村の花と木土手の野の花一覧 )無断転載

ジョギングする土手の野の花スライド
土手に密やかに咲く可憐な野の花の画像をニコンのイメージ・スペース・土手に咲く野の花のスライドでご覧いただけます。現在作業中の為野草の名前等が違っている場合もある事をお許しください。2020.07.21
スライドショー・一覧表

20日は土手を10km程のんびりと野の花を探しながらジョギングに汗を流しました。21日は約6km程を前日に目にした花を見ながら水辺を歩きながら写真を撮りました。20日と21日に撮影した画像が混ざっていますが、野の花は21日に落ち着いて写しました。

土手に登ると広大な土手の草刈りが行われていました。草刈りの車両はコントロラーを持った人が一人で動かしています。作業は安全を見守る人とコントロラーを操作する二人だけで進んでいました。2020.07.20

大型の機械はかなり効率が上がるのかかなりの区間が刈られていました。何時も感心しますが丁度彼岸花が伸びる前に刈ってくれるので多くの赤い彼岸花は生き残り、季節になると広大な土手を彩ってくれます。2020.07.20

5kmの折り返し点周辺の土手は砂利道が続きます。今年生まれた3羽のムクドリが私の先導をしてくれます。近づくと少し先に飛び去りながら同じ道を同じ方向に進んでいきます・・数回繰り返した後、最後のカーブで大空に飛び去りました。

2020.07.20

5kmの折り返し点

今日は曇り空ながらかなり蒸し暑い陽気に汗が噴き出してきました。5kmの折り返し点に着きました。少し休憩をかねて歩く事にしました。

斜面にはワルナスビの白い花の群落が幾つか見られます。優雅な白い花は、見ている分には良いのですが手を伸ばすと鋭い棘で痛い目にあいます。2020.07.20

弱い日差しが曇り空の中から時折差し込んできます。暑さを避ける為に橋げたの下の河原に下りてみました。水辺は野の花が多く見られる場所でもあります。

水溜りの近くに10本程のタマガヤツリが長い葉と丸い玉の奇妙な姿で纏まって茎を伸ばしていました。美しい光沢のある緑の葉が大変魅力的な野の花です。この時点ではこの野草をタマガヤツリと推定していましたが、現在ではジョギングをする近くの草刈りが頻繁に行われる見通しの良い広場で多くのカヤツリソウの群落を見つけてこれはメリケンタマガヤツリと推定しています。
2020.07.20

コウゾリナ

以降の画像は前日・7月20日のジョギングの次の日、5km程の水辺を歩いた時に撮ったものです。前日の土手のジョギングのコースの半分ほどは同じコースを歩きます。2km程土手を進んでから対岸に渡りました。対岸の湿地帯の中に足を踏み入れてみました。

草刈りのされた遊歩道が続く湿地帯の中に幾つかの野の花が咲いていました。 2020.07.21

茎のざらざらした表皮や花の咲き方からコウゾリナではないかと推定しました。辺りは湿地帯で大量の葦が生えています。奇妙な名前から山形県の朝日連峰で見たカンチコウゾリナ(タカネコウゾリナ)を思い出しました。朝日連峰のコウゾリナは高山や寒冷地に見られる種類かもしれません。2020.07.21
確りした黄色の花びらを一杯に広げて小さな群落を作っていました。夏の季節には黄色の花が少ないので、薄暗い湿地帯の中ではかなり目立ちます。 2020.07.21

湿地帯の草藪の中に美しい紫の花房が点々と見えます。既に大きな土手の群落では花弁が見られなくなったナヨクサフジが咲いていました。この季節には花の色が花の季節の春ほど多くないので優雅な紫の花房がより美しい姿に見えます。2020.07.21

 

外気が低く保たれる湿地帯の為に暑い季節の今でも見られたのかもしれません。他の花かと思いましたが葉の形や咲き方などから春には土手で大きな群落を作るナヨクサフジだと思いました。2020.07.21
ノカンゾウ

更に湿地帯の遊歩道を回り込んでいくと草叢の中から数本の鮮やかなノカンゾウが咲いているのが望まれます。親切にも所々に説明版が付いているので私には大助かりです。2020.07.21

既に盛りを過ぎたのかもしれませんが、艶やかな花らしい野の花に出会って少し心が華やぎました。勿論この場所を訪れている人は誰も居ません、一人でゆっくりと野の花を探しながら歩きます。2020.07.21

画像を詳細に観察すると未だ幾つかの蕾が見られます・・・と言う事は次回もノカンゾウのオレンジの花を見る事が出来る可能性が高い事になります。2020.07.21

20日のジョギング、21日のウオーキングの二日間でもう花の季節は終わりだと思っていた諦めが希望に変わりました。もう一つの湿地帯を諦め半分で歩いてみたところ大きな幸運に当たりました。大汗をかいた甲斐が有ったというものです。2020.07.21

08/07/2020
               
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