土手のジョギング№32・①土手の彼岸花2021年 ②へ |
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果たして彼岸花は咲いているのか、失望への心の備えを怠らずに土手の斜面をゆっくりと登ります。小賢しい私の心配は無用でした。 進行方向の左側の土手の斜面はかなり以前に草刈りが終わっているので緑の雑草の間に点々と深紅の彼岸花の花の列が続いていました。 今年も会えたことに心の中でありがとうと言いました。2021.09.13 |
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一番目の橋に近い土手の右側の斜面は大きな重機が草刈りの真っ最中です。残念ながら、土手の端の以前に草刈りを行った場所に僅かな彼岸花が見えるだけです。 厳しい自然やこのような草刈りにもめげずに命を長らえて咲く花の姿からは野の草の凛とした気配を感じます。
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時折ツユクサの群落が姿を現してくれます。一見、雑草の猥雑さが目立ちますが、野草に興味を抱くようになってからはしげしげと見惚れてしまいます。咲きすぎない野の花の静かな美しさに癒されます。2021.09.13 |
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土手の左手にはスカイツリーが見えますが右手の富士山は雲の中のようです。右手の空に目を貼り付けながら土手を2km程ジョギングをしていると薄れた雲の塊の中に富士山が姿を見せてくれました。ほゞ20分程で又雲の中に姿を没しました。 この富士山もよそ行きの姿ではありません、街の暮らしの中に姿を見せてくれたお馴染みの富士山です。2021.09.13 |
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2番目の橋から3番目の橋まで |
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二つ目の橋を潜ると草刈りがかなり前に終わっていた場所なので彼岸花が土手道の両側を埋めています。肉眼ではスカイツリーが彼岸花の土手道の先に聳えているのが分かりました。 | |||
時折彼岸花の群れの中にタマスダレの白い花が咲いていました。 2021.09.13 |
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艶やかな彼岸花の花の群落も、360度広がる大空の下では、小さな赤い点々として、広大な自然の風景の中に納まっています。 それこそが私の好みの花の姿なのです。2021.09.13 |
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3番目の橋に向かう途中、通り過ぎてきた2番目の橋を振り返りました。土手の脇には長い彼岸花の列が続きます。土手の長い斜面にも彼岸花が咲いていますが広い大空の下ではそれ程目立つ事はありません。2021.09.13 |
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一時は刈り取られて少なくなったオオキンケイギクと思われる群落が再び土手を覆っていました。これだけ咲くと如何に広大な土手でもいささかうっとおしい感じがします。2021.09.13 |
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出発点から約5kmの3番目の橋の折り返し点から、出発した一番目の橋に戻る事にします。戻り道を200m程進んでから土手を下りてお馴染みの彼岸花のサークルを訪ねます。 2021.09.13 |
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このサークルは、土手の最初の彼岸花の植え込み作業の折の気まぐれかもしれませんが、普段は雑草の緑の中に埋もれて気づきません。草刈りの管理する人が時を選んでくれるのか、秋の彼岸花の季節には姿を現してれる楽しい花のサークルです。2021.09.13 | |||
サークルの真ん中に立ってシャッターを押しました。同じ見世物の花でも、飄然と表れて楽しませてくれる嬉しいプレゼントです。 2021.09.13 |
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時が来たからと咲き出した最も美しい彼岸花のサークルの花々、明日も来ようかと思いました。2021.09.13 | |||
彼岸花のサークルから、これからジョギングに戻る土手の上を写しました。サークルから彼岸花の赤い帯が延々と続きます。2021.09.13
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去りがたい気持ちを振り切って土手に登りました。復路を進んでから後ろを振り返ってみました。両側を彼岸花の列が続いています、今年もこの花の間をジョギング出来た事は秋の良い思い出をより深くすることが出来ました。 2021.09.13 |
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最後にスカイツリーを目に入れて、約5km程先の出発点まで出来る限り立ち止まらずにジョギングを続ける事にします。 暮らす街の近くにこのような自然の風景が広がりその中に身を置ける幸運を思いました。2021.09.13 |
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09/24/2021
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