土手のジョギング№31・土手の野の花
広大な土手から空を見上げると沢山の雲が浮かんでいました  2021.06.28 ()無断転載

二週間ぶりに馴染みの土手のジョギングにやって来ました。土手への坂道を登りだします。馴染んだ風景の中に身を置いて自分の庭のに居るような安心感が心を落ち着かせてくれます。見上げる空には沢山の雲のオブジェが浮かび、それはまるで私を励ましてくれているように感じました。馴染みの暮らす街の中にも自然溢れる風景に出会えるこの幸運の時を満喫しながらゆっくりとジョギングを始めます。

土手に登ると、野の花の季節の到来が感じられます。片道約5km程の往路は出来る限り立ち止まる事を押さえ復路での観察地点の確認に努めました。復路はしばしば立ち止まりカメラでその姿を映しました。掲載順位は個人的に位置関係を次回の折りの参考に残しておきたいので、往路・復路の区別なく見た順を参考に掲載しました。2021.06.28

土手の野の花一覧
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掲載された野の花の名前は違っている場合もあります。判明次第修正したいと思っていますが、中々調べが進まない事と、名前の特定に拘ると素直に野の花の姿を見る楽しさが失われるので時間が掛かる事をお許しください。
一年を通して土手に通っている身なので野の花の過酷な身の上を理解しています。冬の夜の厳しい寒さと強風、年に3~4度の重機による草刈り・・・幾多の試練を潜り抜けて咲くべき時には素知らぬ顔で花を咲かせる野の花の姿に深い敬意と共感を覚えています。花の美しさを見るその裏にそのような感情があるためかより強い感動を感じてしまいます。

この気分は雪国の一本桜高山に咲く花に強く惹かれるのと同根なのかも知れません。

掲載土手の野の花2021.06.28 土手の野の花一覧

アレチハナガサ キバナコスモス ケキツネノボタン ナヨクサフジ ニワセキショウ
ノカンゾウ タマカヤツリグサ タチカタバミ ハルシャギク ハルジオン
ヘビイチゴ ムラサキカタバミ ユウゲショウ・赤 ヤブジラミ ワルナスビ
キアゲハ

土手に登るとアカツメクサの群生が一面に広がっていました。シロツメクサもバランスよく疎らに混在して咲いています。

運良くキアゲハが花の蜜を夢中で吸っていました。このようなチャンスは復路で巡り合える確率が低いので立ち止まって何枚か写しました。何とか一枚だけその姿を捉えている写真が撮れました。今頃が最も蝶々の動作が緩慢なので何とかその姿を捉えられました。2021.06.28

ユウゲショウ

赤いユウゲショウの花が咲き出していました。確か他の場所でも4月頃咲き出したばかりのユウゲショウを見た記憶が有りました。

野の花の持つ野生の荒々しさが感じられない清楚な花です。良くこの姿で雑草の中でそのテリトリーを確実に維持していると常に感心しています。

2021.06.28

アレチハナガサ

成長すると私の背丈を超えるほどに草丈を伸ばす水辺の花です。薄紫の小さな花を房状に咲かせていました。かなり繁殖力が強い花らしく50m程の長さに帯状の群落が見られます。2021.06.28

このアレチハナガサも野の花らしくなくスッキリとした姿で立ち上がって花を咲かせてくれていました。2021.06.28
ノカンゾウ

土手に続く道の脇に遠くからでも見える鮮やかな色のノカンゾウが咲いています。3~4本程の小さな群落を造るノカンゾウの花は、高原では見慣れた姿ですが街の土手では余り目にしていません。

次回のジョギングでも目にしたいと思う野の花です。2021.06.28

どこにでも見られる極めてポピュラーな野の花の蛇苺の赤い実が未だ成ってから間がないのか輝きながら草叢に群生していました。果たしてキイチゴのように食べられるのか試す勇気がなく今も疑問のままです。

2021.06.28

ハルジオン

咲き出したばかりのハルジオンの群れが広がる斜面の雑草を掻き分けて少し土手を下ってみました。花を開かせたばかりの野の花は、ジョギングの途中の心細さがあるせいか穏やかな目で見る事ができました。

県境の村では草刈り機で一気に刈り取るのですが、目にする心持で如何にも印象が変わる事が実感されました。2021.06.28

スカイ・ツリー

スカイツリーは蛇行する川に合わせてその位置を左から右へと大きく変えて今は正面に見えてきました。正面に見えると5kmの折り返し点の近い事を示しています。首都高速にはいそがしく行き来する車の列が見られますが、土手の上には長閑な別世界が広がっています。2021.06.28

カタバミ(ムラサキカタバミ

一際鮮やかな花が草叢に群生していました。葉の形などからカタバミだと推測しましたが、花の色が一般的な黄色のカタバミとは異なる赤紫色の美しい花です。カタバミには花の色でも黄色、白、赤等いろいろの種類があるようです。2021.06.28

ムラサキカタバミではないかと推測しています。この後、通常の地を這うように咲く黄色のカタバミより背丈の高いタチカタバミを見る事になります。2021.06.28

土手の上の小さなスペースにある雑草の中に20本程の艶やかな花が咲いていました。この辺りの土手は少し前に草刈り機で刈り取られたようでこの黄色の花は生き残ったようです。もしかするとハルシャギクかもしれないとも思っています。

 

 

2021.06.28

外来植物らしくかなり繁殖力が強い花です。これから秋まで土手のあちらこちらで目にすることになるかもしれません。2021.06.28

 

上の花もはっきりと名前が特定ができませんが、この花は細長い葉の形や花の色合いなどからハルシャギクではないかと推測しています。旺盛な咲き方から帰化植物である事は間違いがないようです。

極めて鮮やかな花を咲かせていました、多分土手の管理者はこの花を駆除しているのではないかと思われます。

2021.06.28

ナヨクサフジ

優雅な紫の房を立てながらナヨクサフジが咲いていました。確か花の盛りは4月頃だと思いましがこの辺りの土手には日当たりの加減か群落を作りながら咲いていました。個人的には紫の花の優雅な色合いは野草の持つどこか押し出しの強さを感じさせない花です。2021.06.28

ニワセキショウ

足元に白いニワセキショウの群落が広がっていました。薄紫色と赤いニワセキショウもこの土手には見られるのですが、ここでは白いニワセキショウだけが咲いていました。2021.06.28

出発地点から約5kmの折り返し点にやって来ました。何時もの如く橋げたにタッチしました。多くの車が橋の上を行き交っています、私一人が浮き上がったいる気分になります。2021.06.28

タチカタバミ

通常のカタバミより茎がかなり高く立った姿の黄色い花を付けるタチカタバミと推測される花が小さな群落を作っていました。帰化植物のようです。

先程見たムラサキカタバミよりかなり茎丈が長く見えます。2021.06.28

 

耐震工事で立ち入りができなかった河川敷に下りてみました。果たして野の花は生き残っているのか、そこを住処とする野良猫は元気か等と案じながら土手を下りました。野の花は元気に咲いていました、特に気になったカヤツリソウは大きな群落を保って独特の姿で姿を見せてくれました。

残念ながら不愛想が極めつけの愛嬌に見える野良猫の姿は見つける事ができませんでした。油断なくただすれ違うだけの野良猫の無事を祈るばかりです。2021.06.28

茎に小さな棘が付いているキンポウゲ科のケキツネノボタンが沢山の金平糖状の実を付け乍ら花を咲かせていました。薄暗い雑草の中では黄色の花は際立って目立っています、もしかすると昆虫類を誘う色なのか等といらざる推測をしてしまいました。2021.06.28
ヤブジラミ

セリに似た白い花が群落を作っていました。背丈がかなり高いのでヤブジラミの花と思われます。所謂ヒッツキムシの類で注意しなくてはなりません。

2021.06.28

ワルナスビ

折り返し点近くの土手一面に大量のワルナスビの白い花が咲いていました。時折野の花には罵倒するような名前で呼ばれる花が有りますが、このワルナスビもこの名前では少し可哀そうな気がします。

花も悪くないと思うのですが茎の棘が有るのでこの名が付いたのかもしれません。秋には小さなスイカのような模様の美しい実をならせてくれます。2021.06.28

折り返し点近くの川岸に下りてみました。カルガモの一家らしい塊が餌を啄ばんでいました。穏やかな梅雨の晴れ間の一時、思ったより多くの自然の物語に出会ったようです。気合を入れて帰路の5kmをジョギングする事にしました。2021.06.28

久し振りに土手の野の花の季節に巡り合ったようで、街の中に広がる広大な自然の中での花々や驚きの遭遇を存分に楽しみました。ジョギングで流した汗の量に比例するように野の花それぞれから受ける感動が深く強く心に残りました。2021.06.28

07/04/2021
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土手のジョギング№31

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Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved. 07/04/2021 更新   ()転載