さくら市・八幡宮狛犬・明治38年(1905年)・”石匠・宇都宮・石屋 治平”銘*(禁)無断転載 |
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2019年冬季休暇の神社と狛犬巡り・V |
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さくら市・人丸神社狛犬・昭和3年(1928年)・黒崎一郎 彫刻 |
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頭部が大き目で体も太目のようですがバランスの取れた狛犬が静かな参道の左右に置かれていました。 右に置かれた阿像、目が丸く穏やかな風貌の狛犬です。玉取りの玉には飾りの彫りは見られませんが、各部の立体感が巧みに彫られている綺麗な石像を楽しく見させて貰いました。 2020.01.04 |
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夕方近くの横からの光線が差込む境内、狛犬が光の中に浮かんでいました。 光線の具合で左の吽像から阿像を写しました。台座には昭和3年の年号と”黒崎一郎 彫刻”とこの狛犬の作者の名前が刻まれています。しばしば各地の神社で目にする昭和3年の年号と昭和天皇即位を記念する御大典の文字が刻まれていました。2020.01.04 |
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左に置かれた吽像、目玉の黒い彩色が残っているせいか表情が躍動しているように見えます。子取りの子供の狛犬は顔が親の方向に向きお尻を見る者に見せつけていました。静かで美しい境内の中で見応えのある石像を楽しく見させてもらう一時を過ごせました。鳥居の前で一礼をしながらお礼を申し述べました。 2020.01.04 |
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鳥居と拝殿の間に、如何に昔の石工の手による完成度の高い彫りを感じさせる狛犬が置かれていました。ここまで殆どの神社で参拝の人に会うことは稀でしたが、ここでも一人で静かに神域の中に立つことが出来ました。2020.01.04 | |||||||||||||||||||||
車が心配で説明に書かれた木彫を見る事が出来ませんでした。木鼻の辺りは探したのですが見当たりませんでした。2020.01.04
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本殿の左手に二つの摂社が祀らていました。右の鳥居の扁額には雷神社の名前が見えました。氏子の方々が初詣の用意を整えて参拝の人を迎えた様子が分かります。2020.01.04 | |||||||||||||||||||||
右に置かれた阿像、見るからにすっきりした彫りがうかがえる見応えのある狛犬に出会ったようです。明治時代の石工の人が彫った狛犬らしく付属物の見られない潔い石像を何度も回って前後左右から見回しました。阿像は100年以上の狛犬としては状態がかなり良好に感じます。 2020.01.04 |
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画像左は八幡宮狛犬台座の牡丹と思われる彫りです(牡丹でないかもしれませんが)、右がさくら市馬場の今宮神社狛犬・明治44年(1911年)台座の石工名です。類似した牡丹と思われる台座の彫りや銘、明治の同年代等から、もしかしたら、今宮神社の狛犬の作者”宇都宮 石治 工”はこの八幡宮の狛犬の作者”宇都宮・石屋治平”と同じかもしれないと推測を楽しみました。 | |||||||||||||||||||||
左の吽像の後ろから右の阿像を見ています。台座には牡丹が彫られているようです。。体に絡まる毛の彫りの流れるような曲線も細めで美しいカーブを描いているように見えます。台座には年号の”明治38年(1905年)”、狛犬を彫った”石匠・宇都宮・石屋 治平”の銘が見えます。2020.01.04 |
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左に置かれた吽像、見ないような細部を丁寧に彫り上げ派手さを避ける昔の職人らしい狛犬に感じました。個人的な好みにあった狛犬に出会いました。2020.01.04 |
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