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別稿・置賜桜回廊の狛犬・八乙女八幡神社
東北道福島ジャンクションから東北中央自動車道・米沢方面に乗ります。下調べてここから米沢北ICまでは無料区間だと書かれていたのですが、何かややこしい道を通るのかと思っていると東北道の接続からスムースに乗る事ができました。 今までは栗子峠を超える道でかなり時間が掛かりましたが一車線ながら快適な無料区間の米沢北ICまでのドライブを大いに楽しみました。自動車道から時々目に入る桜は未だ満開が過ぎたばかり、これなら期待ができると旅の楽しさに浮き浮きしてきました。無料区間の米沢北IC出口もスムースに出られて大助かりです。 *グーグル・マップ上の桜の順路は最初の伊佐沢の久保桜は最上川の右岸(右側)ですが、訪問後左岸(左)に渡り北上(地図上方)します。グーグル・マップ北端の後庵ザクラの後に右岸に渡り南下(下方向)をして来ました。
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道路脇に広い駐車場もあったので旅の無事を祈って参拝をすることにしました。
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毘沙門天の像でここが寺院だと分かりましたが浅学な私にはこの神聖な境内に身を置いてもその佇まいの区別が付きません。静かな境内を巡りながらお参りをさせて貰いました。 |
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説明にはこの地の領主上杉家の名前が見えます、藤沢周平の小説で知る上杉景勝と直江兼続の姿を境内の中に思い浮かべてみました。 |
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早朝もあってか静かな境内に人影は見当たりません。幾つかの桜は未だ見頃です。小さな池まで備えた清冽な気配に満ちた境内を散策させてもらいました。 |
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8時24分、気が付けが小一時間ほどを心落ち着く境内で過ごしたようです。出だしから満開の桜の出迎えを受けてここまでの旅の始まりは恵まれています、北国の冷気が春を遅らせてくれたのでしょう。セーター一枚しか持参しなかったことを悔いている冷気が恵みをもたらして呉れました。 |
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米沢北ICから最初の桜の目的地である久保桜までの間二つほどの神社に立ち寄りました(別稿に掲載申し上げます)。
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地元の方々の必死の再生作業が実を結ぶことを祈るばかりです。
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久し振りに訪れた久保桜は巨大な幹を黒いテープで保護されいますが花は見られません。周囲に植えられた桜がかろうじて北国の春の到来に彩を添えていました。勿論十分に透明感のある美しい可憐なエドヒガンのでした(かなり多くの桜が見られるので全てがそうかは分かりませんでした)。
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隣接する伊佐沢小学校の桜並木も満開です。艶やかな花の咲き方からソメイヨシノではと思われます。 |
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*2017年4月24日、僅か4年前の久保桜、巨木の右側には桜の花が見られます。正に神の宿る木の佇まいに身が引き締められます。雑踏で向き合うより静寂の中での出会いが最適の空間に思えます。 |
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9時30分、次の目的地に向かいます。長井市内に向かう途中最上川に掛かるその名も”さくら大橋”の手前を右折して右岸の桜並木を見る事にしました。 |
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既に桜は満開の時を過ぎて散りだしていました。ただ、雪解け水の流れる大河、最上川とその後の雪の山の風景の前に桜色の帯が連なる風景は見ものです。恐ろしい程に膨れ上がった最上川の船下り(2012年3月27日)を知るだけにその思い出がよみがえります。 |
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既に満開の時は過ぎたようですが辛うじて落花の前のようです。地元の方が一組入れ替わるように立ち去りましたが、私達が帰る頃には新たに二組方が訪れました。
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若干桜色が既に薄くなっていますがこれだけの巨木の醸し出す圧倒的な迫力には心を揺さぶられます。遠路尋ねた甲斐が有ると言うものです。 |
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因みに伊佐沢の久保桜は先程見たばかりです。幸運にもリストの内4つの桜を目にしていました。№8の福島県西会津町の千歳桜は2013年、三春の滝桜は近頃人込みに恐れて余り訪れていませんが何度か訪ねています。 |
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次の桜に向かう道路の脇に見られる白兎の枝垂れ桜に立ち寄りました。案じていた予感が的中しました、桜は枯れてしまったようです。下の2014年の白兎の枝垂れ桜画像の桜が枯れて、右端の当時の若木が幾らか育って枝垂れていました。 |
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*2014年4月21日に尋ねた折には辛うじて幹の根元辺りから美しい色合いの枝垂れ桜が咲いていました。右に見える若木が上記写真に見える桜でしょう。 |
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ただ、背景に朝日連峰と思われる雪の山が大きな姿を見せてくれる絶景を堪能できました。空が少し明るくなってきたようで山の姿がかなりはっきりと見えだしました。 |
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それでも、雪山を背景に咲く楚々として咲くエドヒガンを目にすることが出来て遠路尋ねた苦労が報われた思いがしました。 もしかすると、この先で幸運に出会うかもしれません。 |
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04/28/2021
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