土手のジョギング№33・街の紅葉・土手のジョギングから上野公園 |
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山の花一覧・高山植物一覧
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10時30分・土手の坂道を登り切り辺りの風景を首を回しながら見渡します。土手下の林は黄金色に色付き見頃の季節が到来したようです。 進行方向の右手には冠雪の富士山が空に浮かんでいました。今日のジョギングは楽しいに違いないと確信しました。 2021.11.29 |
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10時50分・往復10kmの道中で最も富士山が良く見える場所で立ち止まって小型の防水デジカメで目一杯遠方に焦点を合わせ富士山を写しました。 肉眼ではくっきり見えるのですが、私のカメラではこれが精一杯です。厳冬期を除けば、富士山は朝の早い時間帯は見えますが、あと少しで空気が温まると水蒸気のせいか雲の中にその姿を没してしまいます。
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10時53分:土手には草紅葉の原、左にはススキの穂が輝きながら僅かに揺れています。その後には黄金色の林が広がる雄大な風景が見られます。保護区域になっているので立ち入る事の出来ない自然の風景です。右にはスカイツリーが起立した端正な姿で望めます。街でもこのような自然を感じられる雄大な紅葉が見られるとは幸運です。今日はジョギングの後、スカイツリーの近くまで行くつもりでいます。2021.11.29 |
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11時1分:立ち入り禁止区域の長い木立の列が黄金色の紅葉に輝いています。見ている人は殆ど居ない静かな道が続きます。見上げる空が360度広がる広大な街の中の自然です。2021.11.29 |
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11時2分:土手の反対側には緑の原に埋もれるように菜の花の群落が点々と見られます。春の盛りの土手一面を黄色に染める菜の花は勿論大きな感動を与えてくれますが、冬の近い今、このような花を付ける菜の花のこれからが案じられます。 そのような安っぽい感傷等無用な野の花の強靭な生命力を承知でもこれからの土手の冬の厳しさに頑張れと無言の声援を送りました。2021.11.29 |
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11時15分:折り返し地点が近くなりました。紅葉する森の木々が作り出す黄金色の風景が更にその範囲が広がります。 2021.11.29 |
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11時16分:人間の立ち入り禁止区域の木々は自らの望むような自然の営みの結果、互いにバランスをとりながら複雑な色彩の組み合わされた美しい風景を作り出してくれています。2021.11.29 |
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11時25分:紅葉の撮影に少し手間取りました、それでも7~8分の遅れで5kmの折り返し点に到着しました。目の前には首都高速のIC、今日も働く人たちが忙しく行き来をする生活が自然の風景の目の前に出現しています。帰路は出来る限り立ち止まらずにジョギングをすることにしました。2021.11.29 |
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12時13分:出発した駐車場が近くなりました、複雑な色に混ざり合った紅葉を目の前にして堪らず立ち止まりシャッターを押しました。2021.11.29 |
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目を上流部に転じると黄金色の森の先にもう一つの大きな橋が望まれます。早く家に戻り上野公園に向かう事を忘れそうなジョギングの楽しさを堪能しました。 2021.11.29 |
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上野公園 |
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15時3分:土手のジョギングを楽しんでから家に帰り大急ぎで風呂に入って汗を流した後、上野公園の東京都美術館にやって来ました。湯島に学生時代の友人が住んで居たので夜昼となく上野駅の公園口の前の道を車で通りました。今日随分久し振りに電車で来てみるとJRの入り口の様子がすっかり変わっていました。 国立西洋美術館も工事中でシートで柵が施されています。公園の奥の東京芸大寄りにある美術館は変わらず昔のままでした、ゴッホ展が開催されて居る為か人混みが見られます。私は3階の会場で中学時代の友人の絵を鑑賞後、しばらく旧交を温めて会場を出ます。折角なので上野公園の不忍の池迄行ってみる事にしました。2021.11.29 |
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東京都美術館から不忍の池方向に向かいます。最初に上野東照宮を参拝する事にして公園の道を歩きます。桜並木は全て、座り込んでの飲食を禁止する目的かシートで囲われていました。 銀杏が黄色に色づいています、人通りが思ったより多いのに驚きました、多分コロナの閉塞感も我慢の限界に来ているのかもしれないと思いました。 2021.11.29 |
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4時3分:上野東照宮の鳥居を潜ります。今まで夕暮れ時に訪れた事は余りないのでこれ程の人が参拝に訪れて居る事に驚きました。2021.11.29 | |||
夕方の近いこの時間でも東照宮の参道には入れ替わり人の姿が現れます。シャッターを押すのには注意が必要なほどの人影が見られました。2021.11.29
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美しい上野東照宮の五重塔に又出会えました。紅葉が彩を添えて一層美しい姿を見せてくれました。 2021.11.29 |
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徳川家康を祭神として祀る神社らしく重厚で美しい社が長い参道の奥に鎮座しています。誰も参拝の人が居ない間にお参りをさせて貰いました。2021.11.29 |
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境内には石灯籠も多数奉納されていますが、津藩主・藤堂高虎を始めとした江戸時代の藩主諸侯が奉納した50基のどっしりとした銅製の灯篭が置かれています。2021.11.29
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4時21分:五条稲荷天神の前では時間が無いので頭を垂れて通り過ぎました。先程の上野東照宮より参拝の人の姿少ないのでお参りをしたいのですが辺りが薄暗くなり出したので先を急ぐことにしました。2021.11.29 | |||
薄暗くなり出した公園の散歩道に時折植えこまれた赤いモミジの姿見られます。2021.11.29 | |||
4時23分・公園の石段の先に不忍の池が見えます。昔は不忍通りにはこのような高層ビルは無かったと思いますが時勢とは江戸の物語にしばしば登場する不忍池の風景には余り似合わさないように見えます。 高層ビルの左の方向が湯島やお茶の水になります。2021.11.29 |
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不忍の池の大量のハスが枯れ葉となって水面に立ち上がっていました。優雅な蓮の花の満開の季節は馴染みですが、余り見慣れない異様な自然のオブジェに出会いました。 此処に立つと奥に見えるビルの先に秋葉原や銀座に向かう中央通りがある事が信じられない程の都会に残る長閑な佇まいです。2021.11.29 |
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16時24分:熊谷守一らによって建立されたと書かれた長谷川利行の歌碑との何度目かの出会いです。静かに置かれた自然石の武骨な石碑に手を添えさせて貰いました。人の行き交う境内でもここだけは静かな場所でした。尚、利行の短歌が書かれた碑文は反射して上手く撮れないので2007年12月3日の谷中七福神のデータを利用しました。 | |||
江戸時代、琵琶湖の築地島にある竹生島に似せて不忍の池に造られた弁天島に建立された弁天堂の美しいお堂が見えます。長谷川利行の歌碑に再会したので日暮れ前に上野駅に戻る事にします。2021.11.29 | |||
4時31分:1631年に建立された国の重要文化財・清水観音堂にやってきました。この反対側は能舞台のような重厚な作りです。上野公園内の街路灯が点灯しだしたので今日の散策を終わる事にしました。2021.11.29 | |||
4時33分:公園の街灯が点灯された上野公園の銀杏の街路樹の黄色が更に鮮やかに見えます。上野駅はもうすぐです。左に公園近くの根岸の子規庵に住んでいた野球好きの子規の名前が付けられた正岡子規記念球場が見えます。 2021.11.29 |
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4時35分:JR上野駅公園口に戻って来ました。私の知る公園口の前には中央通りから繋がる一方通行の登り道が改札との間を通っていたのですが見当たりません。 東京芸大から田端や日暮里と言う、昭和の東京が残る心落ち着く街の中を通る道に通じていて私の抜け道ルートして愛用の道路でした。当時あった道路沿いの駐車場が見えるので少し迂回して道が続いているのかもしれません。近い内に通って見ようと思います。2021.11.29 |
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12/03/2021
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