2024年強風の那須朝日岳のイワシャジン① ②へ
登山口に向かう途中の道から見る雲が流れる朝日岳 2024.07.22 ()無断転載

車を止めて麓の道からこれから登る朝日岳の天気の具合を検討しています。前回6月24日の状況に似て朝日岳の頂き近くは厚い雲覆われていますが雨は大丈夫な様です。途中で戻れば良いと覚悟を決めて登山口に向かう事にしました。

画像にこれから登る朝日岳へのルートを書き込みました。登山口の駐車場まで車で登り、峰の茶屋避難小屋から右に稜線を辿ると朝日岳の頂上に到着します。途中見晴らしの良い道が頂上まで続きます。

今回は、夏のこの季節に朝日岳の登山道を彩る高貴な姿のイワシャジンを見る為に訪ねてみる事にしました。土手のジョギングの代わりの散策としては大きな思い出が期待できると楽しみです。

2024.07.22

⇐2024年7月22日・那須朝日岳に咲くイワシャジン

アルバム画像をご覧ください。

⇐2024年6月24日・那須朝日岳・アルバムをご覧ください。

ここしばらくの間、街での多忙が続き県境の村への訪問が出来ませんでした。雑草の伸びが気になりながらも時間が過ぎていきます。何とか都合がついた6月の終わり、草刈りが目的でやっと尋ねる事が出来ました。 到着の翌朝、随分迷ったのですが美しい朝日岳にジョギングの代わりに登って見る事にしました。余り経験した事のない強烈な風に悩まされた散策でしたが、雄大な風景と凛とした姿で咲く山の花々の姿を大いに堪能した充実感に満ちた散策でした。

 

⇐2023年・那須岳の紅葉・アルバムをご覧ください。

⇐2021年アルバムをご覧ください・全52枚。

画像をクリックすると掲載ページのアルバム画像がご覧いただけます。スライド・ショーもご覧になれます。2021.10.18

⇦2021年・動画アルバム・全10編:新雪の山と紅葉、加えて那須岳の噴煙が登山道の直ぐ近くで青空に向かって変幻自在の姿を見せてくれます。これらが所謂観光用の自然とは異なるほぼ無垢な姿で見られる事が素晴らしいと思いました。この動的な自然の姿を動画に収めました。2021.10.18

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那須連山のページ
2024年7月22日朝日岳のイワシャジン ② 2024年6月24日・強風の那須朝日岳 
2023年10月16日・風雨の中の那須岳・姥が平の紅葉   2022年10月17日紅葉の姥が平  
2021年10月18日・新雪の姥ケ平  2021年7月・朝日岳の花 
2020年晩夏の三本槍岳の野の花  2020年10月12日紅葉する雨の姥ケ平  
2019年姥平の紅葉、観音沼の紅葉 朝日岳登山道に咲くイワシャジン
台風18号の朝日岳朝日に輝く朝日岳 2014年・紅葉の那須・日の出平から姥ケ平①日の出平登り②下り姥ケ平
残雪の朝日岳1896メートルと那須岳1915メートル 濃霧の那須・朝日岳のイワシャジン
赤面山から三本槍岳1916m往復 朝日岳1896から三本槍岳1916mの紅葉 
那須のミネザクラ
那須連山のミネザクラ2019年   2018年那須・茶臼岳1915mミネザクラ  
2017年那須・茶臼岳1915mミネザクラ    

  スライドショー・一覧表
 
那須峰の茶屋駐車場まで

6:33分・峰の茶屋駐車場が車で一杯になる前に到着するよう、未だ辺りが薄暗い早朝、高原の村を出発しました。

朝日岳が近づく程に頂の上の空に厚い雲の塊が流れる様子が見えます。車で走る道の両側の林の木が風に揺れています。森林限界を抜けてからは那須独特のかなりの強風を覚悟しなくてはならないようです。

2024.07.22

6・56:前回6月24日より到着が遅い時間でもあって駐車場には既にかなりの車が止まっていました。靴を履き替えて直ちに出発しました。

登山道は暫くの間、両側が林に囲まれた薄暗い道が続きます。林の続く道の両側には季節の花が姿を見せて登りの辛さを癒してくれます。

うす暗い林の中にヤマアジサイと思われる小灌木が真っ白な花を付けて咲いていました。

記載した植物の名前は違っている場合もあります。誤記が分かり次第訂正いたします。

2024.07.22

ヤマブキショウマの白い花が静かに咲いています。

2024.07.22

7:11・イワオトギリソウが薄暗い登山道の際に黄色の花弁が一際目立つ姿で咲いていました。

2024.07.22

7:22・セリににたミヤマトウキではないかと思われる白い花が咲いていました。

2024.07.22

7:25・森林限界を抜けると登山道の右手にこれから登る朝日岳が美しい姿で迎えてくれます。

これから頂上まではほゞその頂を目に入れながらの楽しい散策が続きます。

2024.07.22

7:27・那須に登る裏道から。大きく開けた登山堂の左には那須茶臼岳が特異な姿で姿を現してくれます。

2024.07.22

 

7:35:見晴らしよい快適な登山道からこれから辿る朝日岳の道が望まれます。

2024.07.22

朝日岳の頂上から目を左に向けると稜線の鞍部に峰の茶屋避難小屋が小さく見えます。それにしても山を越えて流れてくる分厚い雲の塊は不気味です。

少し風が強くなってきましたが前回6月24日の状況に比べればかなり楽に道を辿れる状況です。

2024.07.22

7:42・稜線に建つ峰の茶屋避難小屋が近くなりました。前回の朝日岳への道では避難小屋を過ぎる辺りが最も風が強かった場所になります。

 

 

2024.07.22

7:43・前回、6月24日の朝日岳程の散策で目にしたでオンダテと思われる白い花が一月後の今も咲いていました。

 

2024.07.22

7:45・オンダテの群落の中の花が少し色付いていました。

2024.07.22

7:53・峰の茶屋避難小屋の建つ稜線から今まで登ってきた反対側の会津方向をみると山が雲に覆われていてかなりの強い風が吹きつけてきました。それでも6月24日の状況からすれば問題なく登山道を進む事が出来ます。

2024.07.22

アイズシモツケと思われる花が登山の脇に群生して咲きだしていました。花の名前は違っているかもしれません。

2024.07.22

アイズシモツケの一部は少し赤みを帯びている花も見られて見る者の目を楽しませてくれます。

2024.07.22

8:01・登山道から後ろを振り返ると那須茶臼岳がはっきりを見えます。辿って来た峰の茶屋避難小屋までの道が那須茶臼岳の山腹にくっきりと刻まれているのが見えました。

2024.07.22

8:01・アイズシモツケの群生がかなり多く見られて足を止めてしまいました。未だ登山者の人の姿がほとんど見られないので落ち着いて花を観賞する事が出来るのは幸運です。

2024.07.22

8:03・殺風景な岩のがれきの登山道の足元をアイズシモツケの群生が楽し気な雰囲気に変えてくれているようです。

2024.07.22

8:05・眼下に那須の町の風景が望まれます。辿って来た登山道にも登山者の人の姿が小さく見えます。

2024.07.22

8:08・コメツツジの小さい花びらが咲いていました。

2024.07.22

 

 

8:13・登山道の先に目的の朝日岳の頂上がみえてきました。前回、6月24日の朝日岳程ではありませんがかなりの強風が吹き付けてきます。

2024.07.22

8:19:見晴らしの素晴らしい尾根道を辺りの景色を見ながらのんびりと登ります。未だ登る人の姿は少なく快適な散策が続きます。

2024.07.22

これから始まる稜線の岩稜を巻き込むように続く登山道がこの季節、多くのイワシャジンがみられる場所です。果たして高貴な紫の花が咲いているか、暫くは辺りに目を配りながら歩く事にしました。未だ、殆ど登山者の人の姿が見られないので落ち着いて花を見る事が出来そうです。

2024.07.22

08/02/2024
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