仕事の休みには村に出かけることが多く、仕事の合間にカメラ片手もならず。表題に、村から街からとあっても街からの話は遅々として先に進みません。街ではやはり気構えが仕事に向いているので、落ち着いた観察が出来ないのかましれません。 街ではどうしても人の手が作り出したものに興味があります、村での興味が素材そのものであるのに対して。人々が営々と作ってきた路地であり道路であり屋並であり川辺であり商店街である、そのようなものに面白みを感じます。どうしても興味の対象は大都会の街の東側に多くあることになります。人間との関わりを拒絶した大きなビルが立ち並ぶ場所には、仕事以外では長居をしたくないなあと思っています。凹凸や隙間は無駄ではあっても、そこに暮らした人々の一日の街の匂いがたまる場所です。のっぺりと鋭角的な街には人の気配が希薄だと感じてしまいます。不ぞろいな家が並ぶ街に居ると共感をおぼえ緊張も解けます。このホーム・ページの中では全くの個人的な趣味で面白いと思った場所を歩いてみるつもりです。興味の対象が違う方には深くお詫び申し上げなくてなりません。 町から出発した旅は、街からに含めました。一部内容に分類と馴染まないものがあります。 |